転写捺染法(ペーパー捺染)とは
GP&Pが開発した新染色技術「転写捺染法」は、捺染用紙 GP PAPER と捺染用インク GP LIQUID の組合せにより、
- 生地への前処理が不要
- デジタルプリントへの安価な移行が可能
- ダイレクト捺染に比べ、インク・糊剤の使用量が少なく、染色廃水が少ない
等、既存の捺染と比較してさまざまなアドバンテージのある、安価で環境に優しいデジタルプリントソリューションです。
転写捺染法(ペーパー捺染)の加工プロセス
加工プロセス <スライド>
- PRINT プリンターで絵柄をGP PAPERに出力
- TRANSFER 絵柄印刷面と生地表面を熱圧着(ロールtoロール、平板プレスの両方に対応)
なぜ生地前処理が不要?
捺染用紙GP PAPERには、分散染料に対応した特殊配合のペーストを塗工してあります。
前処理剤の役目をGP PAPERが果たすため、染色工程で苦労する前処理加工から解放されます!
汎用大判インクジェット機のメリットは?
「転写捺染法(ペーパー捺染)」は、汎用大判インクジェット機に対応しております。
デジタルプリントへの移行時に、高価なダイレクト捺染用インクジェット機の導入が不要なため、イニシャルコストを抑えることができます。
「転写捺染法(ペーパー捺染)」は、GP LIQUIDとGP PAPERの組合せにより、ランニングコストも安くなります。
環境負荷の少ない染色の実現!
染色をもっと簡単に! 染色をもっとエコに!
GP&Pはこの課題に正面から向き合い、インク・糊の使用量を大幅に削減、出力時の余剰インクをGP PAPER上に残留させることにより、水洗水と廃水の削減にも成功した環境負荷の少ない画期的なプロセスを開発しました。
特殊プリント
両面プリント
ダイレクトプリントと異なり、生地の裏面にインクが浸透しない表面染色が特徴であるため、両面プリントが可能です。
ナイロンプリント
ナイロンにも高い堅牢度で染色します。スクリーンやカッティングシートによるプリントでなく、ロールtoロールでのプリントが可能です。
保有特許
- 特許第4058470号 「反応染料による天然繊維材料の乾式転写捺染法」
- 特許第4778124号 「繊維材料又は皮革材料のペーパー捺染法」
- 特許第6465325号 「転写捺染法」
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